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Edyとクレジットカード現金化を結びつける事は可能ですか?
クレジットカードと同等に、現金の支払い以外でキャッシュレスの決済方法として存在している電子マネーEdy。
Edyとは電子マネーの一種で、VISAやMASTER、JCBなどの国際ブランドとの関連性を持たないモノで、2000年代から急速な普及となりましたが実はその歴史にはもっと長い物語が存在することをご存知でしょうか?
大きいターミナル駅の公衆電話に行列が出来ていた事が昨日の様に感じます。
普及の先駆けとなったのは、ソニーが開発したフェリカという非接触型の技術を開発し携帯電話に標準装備され始めたことと、改札の混雑緩和の為に、JRがSuicaのサービスを始めたことで今や電子マネーの概念と存在が当たり前の時代になったのです。
電子マネーはクレジットカードとはまったく異質なものですが、クレジットカード決済をすることで電子マネーにチャージする仕組みが今は発展途上となっています。
一昔前に、オークションチェックという電子マネーのサービスがありまして、手段・方法としては、今現在では一切出来ませんので省略しますが、簡単に説明すると換金率、還元率は驚異の99.765%!出金と入金を繰り返すことで、クレジットカード会社から付与されるポイントが貯まっていくというモノ。
Edyの買取事業を行っているRMT(リアルマネートレーディング)サイトでも、買い取りが停止中の業者がほとんどで電子マネーを換金することは不可能に近い状況で、唯一、Edy買取を行っている業者の換金率も非常に悪いです。
しかしauwalletという電子マネーが2014年からスタートしましたが、こちらの電子マネーサービスでは、Masterの国際ブランドが付属されているため、クレジットカード現金化業者でも取扱いが可能となっています。(auwalletクレジットカード現金化してくれるところはありますか?)
チャージしたけど余った、貰ったけど使い道が無いなど、よほどのことが無い限りメリットはありませんし、また、スキミング等でクレジットカードを悪用されるケースとして、Edyにチャージされる事が非常に目立っています。
実際に私もクレジットカードの悪用被害を経験していますが、私が当時所持していたのは楽天のVISAカードです。
「仕事中に電話がかかってきて、Edyを利用しましたか?」という内容で、身に覚えが無いチャージでしたので払う事は有りませんでしたが、不正と悪用防止のためにカードの再発行をしました。
結局のところ電子マネーを利用せず、そのままクレジットカードで決済を済ませればよい話です。
結論:Edyのクレジットカード現金化よりもそのまま使いましょう
Edyでお買い物が出来るお店は、数少ないですし特定業種の中でも特定した店舗のみでしか取扱いが無いなど、意外と不便な思いをするはずです。
この記事は2014年に投稿しましたが、その後は取り扱い店舗が着実に増えていますが、それでも何でもEdyで支払える状況ではありません。
電子マネーで購入した商品を返品して、現金で返金できる可能性については、法的な義務は有りませんので店舗の対応次第ということになり、手間と返金対応が出来る店探しの時間を考えると、必要な時までに用立てする事が難しいでしょう。
また、電子マネーで購入した商品を買い取ってもらうにしても、家電量販店で購入できるようなモノでは、高換金率での買取取引は難しいでしょう。
クレジットカード現金化業者では、基本的にVISAやMASTERなどの国際ブランドが付属されているクレジットカードと、Amazonギフト券の買取が主な取引内容になりますので、Edyや電子マネー(auwalletはMASTERが付属している為除く)のクレジットカード現金化は不可能です。
Edyのような電子マネーを買い取る業者も有りますが、基本的に低換金率(60%前後)での取引になりますのでどうしてもという状況で無ければ、そのまま利用する事に徹し、お手元にクレジットカードは有る方はクレジットカード現金化も一考してください。
Edyや電子マネーを購入指示されたら疑え!
物やサービスを購入する対価としてお金が掛かるわけですが、その決済手段は現金であったりクレジットカードで支払いますが、ここ最近電子マネーの普及が進んでいます。
これまで、現金とクレジットカード以外に用いられていた商品券や図書券にテレフォンカード、ハイウェイカーにオレンジカードなど、その利用目的に応じた専門のギフト券が発行されていた時代もとうに昔の出来事になってしまいましたね。
そのギフト券が問題で廃れていったのではなく、社会情勢やその他サービスの誕生によってお金の流れが変わっていったコトが直接的な原因で、たとえばEdyや電子マネーのメリットは、娯楽コンテンツの過度な利用防止に一役買ったり、クレジットカードが無くても決済方法として利用できるということが挙げられます。
このような便利なサービスで有るが故に、悪用されている実態が2014年より目立ってきており、犯罪収益移転防止法に伴う金融機関での、不正に上げられたお金の管理に使われることが無いように口座開設はもちろん、その他郵便物・配達物に現金を入れさせるなどの送金方法の対策が進んでいます。
ニュースや各種報道でその手口について公表されていますが、業者に高額な金額を請求され支払い方法手段として銀行振り込みでは無く、「コンビニやネット上で購入できるギフト券を購入し、コードを携帯電話等で撮影し送ってしまい、騙されたことに気付いてもコードが返却されない」ということのようです。
これまでに金融機関を使った振込でしたら、被害届を出したのちに金融機関への照会がなされますが、ギフト券の取引は相手の連絡先電話番号とメールアドレスぐらいの情報しか手元に残らないのではないでしょうか?
このように、詐欺業者側にとって特定されにくく利用者を泣き寝入りにする事が出来るメリットと、世間のギフト券の需要が相重なって詐取したギフト券は容易に換金しやすい環境が今の日本にはあるというのが実情です。
とくにこうしたサーバーで管理されるコードタイプでのギフト券につきましては、古物商法上でも特定指定されていない事から、所有している業者が運営していたり、古物商許可番号の掲載が無いまま堂々とサイト上で買取を謳っている者までいる始末です。
英数字で表されるコードで管理される電子マネー?
こうしたEdy・電子マネーにつきましては、さらに2つに分類されています。
- その価値が記されていたり、磁気情報が塔載されたタイプ
- 価値が発行元のサーバーで記録されたコードタイプ
とくに2番目のタイプの場合、手に取って確認する事が出来るカードでは無く、物理的な価値は無いけれども記載された文字列の組み合わせをオンライン上で入力する事で決済が可能となるもので、スーパーやコンビニなど幅広い店舗で実際に販売されており、中にはVISA・MASTER・JCBなどの国際ブランドと提携されたタイプも普及しています。
すでに世間一般的に浸透したサービス内容でありますが、その歴史はまだ浅い為に「悪用に使われている」という認知がまだ薄いのか、一度詐欺業者の餌食となりますと2度3度とさまざまな請求項目を増やし被害額を重ねていきやすい傾向にあるようで、返金をしてもらいたくても実現しないという実例の数多くが、国民生活センターの特集で発表されています。
Edyで詐取されたり、その他被害を避けるためには?
これまで、クレジットカード現金化と言えばクレジットカード現金化のイメージが強かったものの、換金可能な媒介物の多様化に伴い、媒介物を通した各種サービスとの繋がりが広がる社会の中で、世に広がるサービスや情報を取り入れることが出来る出来ないでは、意図しないトラブルに対し未然に守る事が出来ます。
- 知らない請求が来ても動じない
- コードを絶対に伝えない
- コトが起きてしまったら・・
詐欺業者はお金を得るために考える事は、ターゲットが「お金を払わなくてはいけない」という気持ちにさせることから始まりです。
当然、そのような文面で送られてきますので、とくにEメールやショートメールなどのスパムを受信しても、相手は反応が有るか無いかが次のアクションへの導線とされてしまいますので、ゼッタイに反応しないでください。
コードを送るよう指示されることがどの詐欺事件でも共通事項となっていますので、消費者がコードを送る作業が必要とされた場合のすべてを詐欺と理解しましょう。
変だなと気付いたら、すぐに発行元の会社にコンタクトを取ってください。
タイミングのスピード次第では、業者に渡ったコードを無価値にする事や利用先を追跡する事が出来るかもしれません。
現金取引以外にも多様な選択肢が生まれた現代において、これまでにはなかった消費者トラブルが発生しており、正直行政の対策が追い付いていないのが被害やその手段を拡大させている要因です。
自分の身を守るのは自分と考えて行動する事がより求められる時代とも言えます。