資本主義では、資本を投資することでより多くの資本を獲得することを目的にしていますが、投資をするための資本(現金)をどこで調達するかということも考えなくてはなりませんが、その際にクレジットカード現金化という方法があることも視野に含めることができます。
投資のためのお金をクレジットカード現金化で用意する?
みなさんは、『金持ち父さん 貧乏父さん』を読んだことがあるでしょうか?
投資、と一言にいっても考え方は幅広く、自身の勉強のために時間をかけることであったり、人材を育てるために教育をすることであったりということでも、投資であるといえます。
しかしながら、投資、という言葉を聞いて一番最初に思い浮かべるのが、株やFXなどに代表されるものであるかと思います。
現代に生きる人にとっては、手持ちの資産、つまりお金を少しでも増やすために、投資をするという選択肢は無視できない状況にあるといってもいいのではないでしょうか。
投資をする場合にはと、手元にお金という資産がたくさんある人は、多かれ少なかれ投資に回すお金も潤沢であり、投資をする上で問題などありません。
ここで問題となるのは、投資をするための資金がない人は、どうやって資金となるお金を用意するかです。
普通に考えるのであれば、働いて貯蓄をした中での余剰資金で投資を行うことが理想的ですが、「株で一発逆転!」なんて考える人はお金を別のところからかき集めてこようとします。
その際に、クレジットカード現金化という方法で投資のためのお金を用意することも可能ではあります。
中にはお金を気前よく貸してくれる人もいるかもしれませんが(これも投資の一種ですね)、投資に使うんだといったところで、お金を貸してくれる人は果たしてどのくらいいるでしょうか。
その点、クレジットカード現金化という金策は審査ないという特徴があることから、用意するお金の使い道を聞かれることもないでしょう。
クレジットカード現金化で投資をする?
投資のための資金調達手段の1つにクレジットカードの与信枠を換金する方法があります。
投資をする際は、元手になる資金=お金がないと始まりませんが、手元にお金がなかったとしても、もしクレジットカードを持っていて、そのショッピング枠に余裕があれば、それをお金に換えることによって投資ができるようになるかもしれません。
- クレジットカード現金化で投資するメリットとは?
- クレジットカード現金化で投資するデメリットはある?
投資のために利用するメリットとしては、お金の使い道を聞かれることがないということです。
しかし、この方法ならば審査がないので、お金の使い道を聞かれることはなく、たとえそれが投資目的であってもすぐ利用することができます。
投資においては、正に時間との勝負をしている人もいるかとは思いますが、すぐ利用できるという点でも投資に向いている資金調達法といえます。
その点、この方法は審査もなく、どこかに赴く必要もないために利用した当日にお金が手に入るというメリットがあります。
この金策で投資をするデメリットがあるとすれば、手数料がネックになる場合でしょう。
利用するとなれば、使った与信がまるまるお金で手に入るということはなく、必ず手数料がかかります。
投資で儲けが出たとしても、かかった手数料で儲けが差し引きマイナスになれば、お金を用意した意味がありません。
投資で儲けが出ない場合でも結局は手数料分マイナスが大きくなるだけということもありえます。
この与信枠を換金するという方法でお金を用意するのは確実にできることですが、投資で儲けを出せるということに確実性はありません。
クレジットカード現金化で投資を考えるならば、くれぐれも慎重に。
『資産運用』は誰のためにあるのか?
最近テレビのCMでは銀行系の金融商品を紹介するものがよく目に付きますが、その金融商品としては、銀行カードローンなどの借金の他にも、信託銀行などの資産運用などがあることに気づくのではないでしょうか?
正にこの層を狙って資産運用のCMを流しているのだと考えられますが、この資産運用は誰が得するかということを考えることによって利用することを一旦踏みとどまってみてもいいのかもしれません。
銀行系の資産運用としてよく目に付くのが投資信託ですが、これは利用者が銀行に資産を預けて、銀行側はその預かった資産を元手に株などで運用を行います。
儲けがでれば利用者への還元がありますが、銀行側が運用に失敗してマイナスになったとしてもそのマイナス分が補てんされることはなく、元本が割れてしまう可能性もあります。
しかし、どのみち銀行側は運用した分の手数料を取りますので、利用者にとっては元本が割れてもさらに手数料を取られることになるのです。
このように考えれば、資産運用は銀行の儲けにしかならないことがわかるでしょう。
たとえ利用目的が投資であっても、利用してもらえれば儲けが出る、という点ではクレジットカード現金化業者も同じです。
審査がないということでお金が作りやすくはありますが、上記で説明したデメリットのように儲けが出ない場合でも手数料分は必ずマイナスになっており、しかしそれに関係なく業者は儲かります。
そのため、最終的な判断は自分でする他ありませんが、一か八かのギャンブル感覚でクレジットカード現金化を資産運用に利用するのは止めておいたほうが賢明なことなのかもしれません。